2011/07/11 投稿者:ヘルモンジャー・ナシさん
『遭難、』DVD
おすすめレベル:★★★★★
たぶん傑作だと思う
青山円形のかぶりつきで見た芝居です。
観終わった後に「エライもん見た!」という感想を持ったのを覚えてます。
間違いなくその年のベスト3に入る芝居でした。
本谷さんは本当に「イヤなやつ」を書かせたら上手い。
どこが上手いって、もしかしたらその「イヤさ」はどこか自分の中にもあるかも、
とか気づかせられるのが上手くてイヤ。イヤなんだけど面白いという、
これはもうなんか好きだけど嫌い、嫌いだけど好きみたいな、中毒性のあるドロドロの恋愛みたいで、
ああこしてみんな本谷有希子にハマっていくのだなーと思いました。
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2011/07/11 投稿者:亜々さん
『You Are The Top~今宵の君~』DVD
おすすめレベル:★★★★★
年月経た三人の物語
DVDで初めて観ました。一見泥沼になりそうな設定なのに、品良く、誰も悪者にならず、それでいてどこにでもありそうなリアル感と普遍性を兼ね備えたストーリー。
市村さん演じる作詞家の明るさとコミカルさ、子供っぽいんだけど実は誰よりも大人なところ。戸田さん演じる歌手の、波乱の人生と、確実に成長していく一人の女性の物語。浅野さん演じる作曲家の悲しみとプライド、「弱い男」の色気。
まさに大人のラブストーリー。何度観ても涙腺が緩みます。
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2011/07/11 投稿者:まことさん
『You Are The Top~今宵の君~』DVD
おすすめレベル:★★★★★
伝説の舞台
感動しました。
三谷さんの本で知り、ぜひ舞台を見てみたいと思い、DVDを購入しました。
予想以上によかったので、嬉しいです。お買い得でした。繰り返し見ています。
特に浅野和之さんがすばらしくて、新しいスターが誕生したなと感じました。ファンになりました。いつか鹿賀丈史さんのバージョンも見てみたいです。でも、浅野さんがすっかりはまっているので、浅野さんでなくてはならないという感じもします。
贅沢な一品となりましたね。浅野さん登板のハプニングは、むしろこの作品のすばらしさを輝かす、一つの伝説みたいなものに思われます。
一生、大切にしていきます。
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2011/07/11 投稿者:マツザキセイジさん
『第三舞台 VINTAGE BOX 2』DVD
おすすめレベル:★★★★★
映像メディアの果たす役割
DVD化において、私の一番の楽しみは、オーディオコメンタリーのチャンネルだ。
ファンとしては、舞台裏がどうなっていたとか、メイキングには興味のあるところ。その点でDVDの副音声は、そうした関係者の生の声が聞けるのが、マニアには、たまらなく嬉しい特典のひとつだ。
たいていの場合、オーディオコメンタリーは、その芝居に関わった人達によるトークになるのだが、この「第三舞台VINTAGE BOX2」は、関係者以外のゲストを交えての副音声というのが、通常の副音声と違う点で、非常に興味深いコメンタリーになっている。
「朝日87」、「デジャヴュ86」、「ハッシャバイ」は、クリエーターと呼ばれる人達をゲストに迎え、それぞれの表現者の作品に関わる姿勢を、第三舞台の作品を通して語っているのが面白い。
「パレード旅団」では、宮台真司をゲストに迎え、社会学、民俗学の視点から作品を語るという、おおよそ裏解説のコーナーとしては、一番距離感のある副音声となったが、作品の根底のテーマを探る上で、いろいろな話が飛び交い充実した2時間のコメンタリーだった。
特筆すべきは、「ビーヒアナウ」、「鴻上尚史の世界1」のコメンタリーだ。
第三舞台のスタッフ系のゲストで臨んだこの副音声は、あの時代の第三舞台の空気をトークで再現した様なコメンタリーになっていて、これぞ「劇団としての第三舞台の歴史」の裏話になっていて、ファンとしては感動の、そして色々考えさせられた副音声だった。
特に、劇団の運営であるとか、鴻上尚史をめぐる様々な人達との人間関係は、集団生活の中で生きる私達とも相通ずるものがある。
これは、第三舞台の全作品の一貫したテーマにもなっている「いかにして、日常を闘い抜いていくか」というメッセージをダイレクトに感じ取れたコメンタリーだった。
舞台の魅力が、ライヴにあることは言うまでもない。
でも、色々な環境で「生」に接する事の出来ないファンのために、映像メディアが台頭して来てくれるのは、地方にいるファンにとっては、大変有り難い事だ。
そして、映像にして残るのであれば、「生」では味わえない部分、作品検証や後日談、その時代と作品との関わりなど、後世に残しておく事も重要なのではないかと思わせてくれたボックスセットである。
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2011/07/11 投稿者:やさぐれ27歳(私)さん
『ヴァンプショウ』DVD
おすすめレベル:★★★★★
27歳の堺 雅人様
吸血鬼5人?と他2名のお話ですが、前半笑い処満載で後半ほろりとくる処ありで、
2時間半の時間を全く感じる事の無い作品でした。
「やさぐれぱんだ」銀版での堺さんのあの発言
『舞台では、一回も歌を歌った事がありません』
あの発言即撤回して下さい。
少し音を外していたかな?っと思う事もありましたが、三谷さんのお考えだと思って何度も観ています。
DVDの存在を知って良かったです。
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