『朧の森に棲む鬼 -special edition-』DVD
投稿者: CHIRUさん
これは、ヤバイ…! 観る度に、何か発見があります。メインに映っていない役者のコシバイ(古田さんいわく)の数々! シリアスな場面...
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投稿者: CHIRUさん
これは、ヤバイ…! 観る度に、何か発見があります。メインに映っていない役者のコシバイ(古田さんいわく)の数々! シリアスな場面...
2018/11/16 投稿者:Kさん おすすめレベル:★★★★★
観てください
disc2では号泣し通し。
配役が全員、完璧だった。全員。
このキャスティングでなければここまでの完成度はあり得なかった。
完成度が物凄い。
SHIROHもだけど、観ていてとにかく辛い。
涙が止まらない。心が辛い。
だけど是非観て欲しい。
演技、音楽、脚本はもちろんのこと、舞台衣装やセットデザインも特に、この演目は素晴らしい。
劇団☆新感線で今まで観た中で、トップレベルの作品。
とにかく、物凄い。
2016/08/20 投稿者:パリっ子さん おすすめレベル:★★★★★
心揺さぶられます!
新感線作品で3本選べ!と言われて間違いなくランクインする傑作!
上川隆也、堺雅人、稲森いずみ、早乙女太一ら皆はまり役。
復讐がこんなに悲しいとは
2015/04/09 投稿者:むーにゃんさん おすすめレベル:★★★★
キャストの魅力爆発
序盤からぐいぐい引き込まれ、3時間半があっという間に感じられます。
堺さんの笑顔殺戮に戦慄し、上川さんの全身からみなぎる気迫に圧倒され、
か弱い少女から徐々に凛としたオオキミへと変貌してゆく稲森さんに見とれ、
早乙女くんの流れるような殺陣に溜息をこぼす・・・。
こんなに見所が多い舞台は初めてでした。
というか、最初から最後まで見所しかないんです。
あちこちにちりばめられた笑いも最高だし、
悪役たちも汚い奴らなのにどこか憎めない愛嬌がある。
とにかく、すべてのキャストの方がこれでもかと言わんばかりに燦然と輝いている、
それが蛮幽鬼です。
ただ一点だけ、終盤で流れる挿入歌が、私にはあまりにもアニメの声っぽく聞こえてしまい、
そこだけいっきにチープな印象受けました。
歌自体は旋律も歌詞も美しく、大好きなのですが。
重厚なストーリーとクライマックスで急にアニメっぽい声が入るのは、
どうしてももったいなく感じてしまいました。
あの歌こそが最大の見せ場という方も多いですが、
逆に残念に感じてしまう人間もいると言うこで・・・。
苦渋の☆4っつです。
2013/06/12 投稿者:しんじさん おすすめレベル:★★★★★
なにげに最高傑作
劇団新感線で一番これが面白いと思う
舞台装置、ストーリー、演技、どれもレベル高い
家族で見れるし、最初に見るなら
まずコレをおすすめ!!!
2012/11/18 投稿者:SKr2さん おすすめレベル:★★★★★
ボディーブローのように効く一本
堺雅人を初めて見たとき、なんと胡散臭い、信用できない笑顔の役者だろう、と思った。
もう10年以上も前のことだ。表情筋にピタリと張り付いたような笑顔。
それから月日がたってキャリアを積んだ彼は、その笑顔で、愛を語り人を癒しコミカルな表現で笑いを取るようになった。彼の笑顔は、万能だ。彼の笑顔は信用できないが、彼の笑顔から繰り出される感情表現を私は信じる。
その堺雅人が、蛮幽鬼で演じた役が「笑顔で人を殺す男」。
「半笑いで恐ろしいことを言うような役が似合う」と評されたこともある堺にとって、ベタと言えばベタな、わかりやすいと言えばわかりやすいはまり役だが、ここまでがっちりわかりやすい設定は、逆に見ることがなく、見終わった後「そうそう!こういう堺雅人が見たかったんだよ!」と膝を打った。
彼は、確かな殺陣の技術と所作の美しさで凄腕の殺し屋という役どころに説得力を与え、無邪気な子供のような笑顔で、サジという男の哀しさと闇の深さを表現していた。
しかし、蛮幽鬼の主役は、堺ではない。芝居の中心で、どっしりと構えているのは、上川隆也だった。序盤の、若々しく青臭い青年から、10年の月日を経て復讐の鬼となるまで。
自身を陥れた者たちへの恨みをはらすべく、ダークヒーローへと転じていくのだが、上川が演じた伊達土門は、鬼のような形相をしていても尚、青臭い理想を語っていた青年時代のその面影を絶妙に残し続けている。
それは、土門のもつ光のようなものを感じさせ、どんなに手を汚しても、彼を「悪役」に見せない。
土門の持つ光とサジの闇。終盤、その対比がくっきりと現れるほどに、サジの深い闇と、それに立ち向かおうとする土門のやりきれなさを感じ、胸を打たれた。
とかなんとか、ぐちゃぐちゃと考えてもいいし、考えなくても、スカっと楽しめるのが新感線の素晴らしいところ。洗練された動きや殺陣には興奮するし、ただただ、スケールの大きさに圧倒されるのもいい。
今回、そんなに出番が多くなかったはずの、橋本じゅんと右近健一には大笑いさせられた後、ちゃんと泣かされて、粟根まことにはニヤリとし、高田聖子と山内圭哉はとってもチャーミング。
早乙女太一の殺陣は目を見張る巧さで、容姿は妖しく美しく、それでいて、好青年というイケメンっぷり。
稲森いずみの声は、美しいが頼りなげで、幕が開いたときには「大丈夫かな」と心配になったが、幕が降りる頃には凛と張った強い声に変化しており、そのポテンシャルの高さに唸らされた。何より、薄衣とか、透ける素材とか、あの手の衣裳がよく似合う!惜春役の千葉哲也は、終始爽やかな笑顔で、堺雅人との笑顔対決も見所のひとつ。
とまあ、こんな風に、役者を中心に見所たっぷり。
さらに、普段テレビで見る役者が全く違うスケールで現れるのも舞台の面白いところ。
とにかくこの『蛮幽鬼』、笑ったり泣いたり、色々と考えさせられたり、大きな大きな、一本なのである。
2012/08/26 投稿者:さらりさん おすすめレベル:★★★★★
期待通りの衝撃
つい、先程観終わった…初蛮幽鬼。
新感線さんは初だけど、堺雅人主演という事+こちらのレビューやいろんな評判から期待とともに観賞へ。
舞台はどちらかとゆうと苦手な分野…、でも蛮幽鬼は別物だった…。
音楽、役者の芝居、華麗な衣装…どれも素晴らしかった!!
実際の舞台を見てる訳じゃなくDVDとはいえ、ドラマや映画にはない迫力にずっと目が離せなかった。
堺雅人のあの綺麗なよく通る声とある意味不気味ともいえる笑顔。いつもつい引き込まれてしまう語り口調と表情は相変わらずだけど、彼のいろんな引き出しが詰め込まれてる演技だったと思う。なんででも人は殺せると示すときの身のこなしも面白かった。
この物語は哀しい事が根底にある。皆哀しい人達だけど、堺雅人が演じたサジは誰からも愛されず、誰も愛せず一番寂しい位置にいる感じがしてしまう。
上川隆也の恨みに満ちた目と、劇中の歌声も個人的には良かった。
もちろん新感線の皆さん、他の出演者の皆さんも素晴らしかった事はいうまでもなく…。
偶然一緒に観ていた家族も「すごかった」と言っていた。
観終わってから急に現実に引き戻され、脱力という感じ。
自分が演じてる側ではないのに、たくさんの人に見てほしいと思える、そんな作品。
2011/08/06 投稿者:仙台のBKさん おすすめレベル:★★★★★
さすがは新感線
復讐一直線でないがゆえに、はがゆい。
爽快でない。
それなのに、いや、それだから、
負の感情を抱え矛盾しながら生きる同類として
共鳴した。泣いた。
そしてこのはがゆい、爽快でない物語を、
こんな美しい舞台にしてしまう。
さすがは新感線。
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