春を待つ女と男の、スクランブル・ラブストーリー。
登場するのは、「ラブハンドル=お腹のまわりの贅肉」がそろそろ気になる微妙な年頃の人々。
バツイチの弁護士・勝(原田泰造)とその秘書・千鶴(富田靖子)はいわゆる恋人同士だが、
長すぎた春をやりすごすうち夏と秋を飛ばして冬を迎えてしまった結婚ニートカップル。
もはや崖っぷちと焦っている千鶴はあの手この手で結婚を迫るが、勝に全くその気ナシ。
ある日彼らの事務所にやってきたのは二枚目なのにどこか挙動不審な男・薄井(石黒賢)。
一見オイシイ依頼人かと思いきや、この人が世紀の片思いに悩む実に情けない恋愛ニート。
彼女にために生きるの死ぬのと大騒ぎして、果ては3人同居するハメに。
そんなさなか、近所に住む勝の姉(長野里美)は、夫(小須田康人)の浮気を疑って離婚を宣言。
さらに勝の娘のカレシと名乗る若者(瀬川亮)までが現れ、恋愛相談を持ちかける。
かくして、勝の事務所では、4つの恋物語が交錯。
人の恋を見て我が恋を想い、それぞれが見つける愛のカタチとは?
じんわり効いてココロが温かくなるラブストーリーです。
春を待つ、女と男の
スクランブル・ラブストーリー
原田泰造・富田靖子・石黒賢らでおくるココロ温まる物語。