◎最後に

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さて、というわけで、細川さんへの特別インタビューはここまで。

本書の推薦コメントで、宮藤官九郎さんが
「全部、言っちゃったね」と書かれていましたが、
本当にその通り、と思いました。

新感線ファン・第三舞台ファンには
今まで知らなかった驚きが沢山詰まっている
本になっていると思います。

実は私が最初にこの本を読んだ時は、
「演劇プロデューサーになるためのHOW TO 本ではないな」と
思ったんです。

ですが、二回目に読み直したら、
「深い意味でいうとHOW TO本って言ってもいいかも」と言っても
良いかもしれないと思いました。

もし演劇プロデューサーを目指す人がこれを読んだら、
細川さんと同じことはできないかもしれないけど、
自分だったらああする、こうする、って思うこと一つひとつが
財産に成りうるなと思いました。

特に最後の終章『これからの演劇、私のこれから』は
絶対に読んだ方がいい。
色々と示唆に富む話が書かれていると思います。

細川

まあ最後に自分で推薦の言葉を言うとですね。
演劇や、第三舞台、新感線に関心にある人はもちろん、
故郷ってなんだろうかとか、
自分にとって両親って何なんだろうとか、
そんな事を考えている人にも読んでもらいたいかな。

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というわけで、
“細川さんに本人に
『演劇プロデューサーという仕事』
について聞いてみた” でした！

☆細川展裕プロフィール
細川展裕(ほそかわのぶひろ)。1958年愛媛県生まれ。1984年、幼馴染の鴻上尚史氏から誘いを受け、第三舞台制作部に入団。以後制作部をサードステージとして法人化。1985年から1998年まですべての劇団第三舞台公演、及びサードステージ公演のプロデューサーを務める。1999年劇団☆新感線が東京に拠点を移す時期から同劇団のプロデューサーを務める。2000年株式会社ヴィレッヂ社長就任以来、2018年まですべてのヴィレッヂ公演のエグゼクティブプロデューサーを務め、2008年以降は１演目10万人規模の公演を行い現在に至る。2018年現在、株式会社ヴィレッヂ会長。