『遭難、2012年版』DVD

商品番号:ECDV012_01

2006年の初演から6年。鶴屋南北戯曲賞を受賞した本谷有希子の代表作がついに再演!
生徒の自殺未遂を機に、放課後の職員室は修羅場と化す。いじめのせい?教師のせい?人格者と評判の女教師の裏の顔は――。責任転嫁と疑心暗鬼のスパイラルの果てに、「トラウマ語り」の欺瞞を鋭くえぐる、快感ブラックコメディ!
数量

在庫状況:◎在庫あり

¥4,400(税込)

カートに入れる前にお読みください

注意事項内の同意するボタンを押すとカートへ入れることができます

注意事項を表示する

注意事項をご確認の上[同意する]ボタンを押すとカートへ入れることができます


「利用規約」をご確認ください。

「ご利用ガイド」を必ずご確認ください。


①配送料金について
②通常商品と予約商品の同時注文について
③クレジットカード・コンビニ決済ご利用時の注意点について
④コンビニ決済選択時のご注文者様氏名の漢字表記について

同意する
同意しない

キャスト&スタッフ

【作・演出】本谷有希子
【出演】菅原永二 美波 佐津川愛美 松井周 片桐はいり
 

特典内容など

※本商品には映像特典・特典音声などは収録されておりません。

商品の詳細

ストーリー

放課後の職員室。教師達が談笑しているところへ一人の保護者がやってくる。その保護者の息子は数週間前に自殺未遂をはかり今も意識不明の生徒で、母親(片桐はいり)はそれを担任の責任だと言い張り、こうして毎日学校に乗り込んでくるのだった。「息子が書いた相談の手紙を隠蔽したはず」とつめ寄られ、本当に知らないと泣き出してしまう担任(美波)をかばうもう一人の教師だったが、実は人格者と評判の彼女(菅原永二)こそ、誰にも知られてはならない秘密を隠しているのだった……。

解説

「遭難、」は2006年に初演。
いじめや教師の不祥事など、学校や糧をとりまく社会問題が新聞やテレビを賑わす中、そんな重くなりそうなテーマを扱いつつも、どこか軽やかでおかしみを感じさせた舞台は、シリアスコメディの傑作として話題を席巻。同年の岸田國士戯曲賞ノミネート、そして鶴屋南北戯曲賞を最年少で受賞するなど高い評価を受け、まさに本谷有希子の代表作と呼ばれる作品になりました。

その話題作が、熱望に応え、劇団、本谷有希子第16回公演として2012年ついに再演。
主人公の女性教師“里美先生”を演じたのは、なんと!男性である菅原永二さん。男性が女性を演じることで、エゴイスティックなキャラクターがより際立ち、後半は彼が男性であることを忘れるほど、“里美先生”という強烈な個性に呑みこまれます。その主人公がいびつなトラウマを解消していくことで、逆に自分の生きてきた道を見失い「遭難、」していく様は、自分探しに湧く昨今の風潮に対する本谷流のメッセージかもしれません。何かを失うことでも得られるカタルシスを体感できる作品です。

公演情報

東京:2012年10月2日~23日/東京芸術劇場 シアターイースト

仕様

DISC: 片面2層 1枚
本編: 132min
音声: ステレオ
サイズ: 16:9|LB
リージョン: ALL
発売元: ヴィレッヂ(C)2013 劇団、本谷有希子

最近チェックした商品