『偏路』DVD

商品番号:ECDV007_01

劇団、本谷有希子まさかのホームドラマ!
家族全員に猛反対されながらも、どうしても東京に行きたいとわがままを貫き通して、9年目。「お父さん、あのね、実は私、都落ちしたいの…!」
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キャスト&スタッフ

【作・演出】本谷有希子
【出演】近藤芳正 馬渕英俚可 池谷のぶえ 加藤啓 江口のりこ 吉本菜穂子
 

特典内容など

コメンタリー:本谷有希子、近藤芳正、馬渕英俚可

商品の詳細

ストーリー

木多若月(馬渕英俚可)が、女優になるため家族の大反対を押し切り上京して早9年。今年のお正月は、お遍路巡りをする父・宗生(近藤芳正)と共に、久しぶりに四国の親戚の家に来ていた。この旅で、若月は宗生に打ち明けたいことがあったのだ。「都落ちしたいの!」女優への夢破れ挫折し、実家に戻りたいと宗生に告げる若月。しかし、覚悟を決めていざ親戚の家に来たものの、アットホームな田舎暮らしがどうしてもなじめない。周りのみんなが退屈で薄っぺらく見えてしまう ───。そんな中「お前が戻るなら、ワシが上京する!」と言い出す宗生。善意溢れる親戚の家で、大騒動を繰り広げる迷惑な父娘。ついには親戚一家に隠されたドロドロな感情までもがあふれ出す…!果たして、若月は退屈で薄っぺらい日常の中で、ほのぼのできる日はくるのか!?

解説

今、各界より注目を集める本谷有希子と、そのプロデュース・ユニット「劇団、本谷有希子」。
本作『偏路』は07年12月に第13回公演として上演。初の紀伊國屋劇場進出ながら連日満員御礼、演劇界の芥川賞とも称される岸田國士戯曲賞の08年度の最終候補に残るなど、大いに話題を集めました。

「本谷有希子、まさかのホームドラマ」と題する本作で本谷有希子が設定したテーマは「善意」と「家族」。他人からの根拠のない善意が受け入れられない主人公の若月。女優への夢破れ、実家に帰り、平凡だけれども平穏な暮らしに戻りたいのだが、どうしても人間関係の濃い田舎暮らしになじめそうにない。自分以外の人間が信じられず上手く関係を結べないのだが、その原因は、小さい頃から自分勝手に振る舞う父・宗生にあるようなのだ。

そんな父と娘、二人の濃密で、ねじれた、しかしどこかコミカルな関係によって、「善意」あふれる平凡で平和な親戚一家が、やがてその隠されたドロドロとした感情(悪意)をむき出しにされていく様子は、さすが「自意識」「自己愛」「自尊心」を鋭くえぐり出すと称される本谷有希子ならでは。ここまでぶちまけてしまった父娘は、親戚一家は、この後どうなっていくのか・・・?!ともすれば暗く重くなりがちなテーマも「本谷流ホームコメディ」とも言える作風に仕上がっています。本谷有希子が描く「善意」と「家族」の行く末をその目でご確認ください。

出演者では、父・宗生には幅広い役柄で人気を博す近藤芳正。娘・若月に本作で「乱暴と待機」以来、本谷作品2作目となる馬渕英俚可。そのほか、池谷のぶえ、加藤啓、江口のりこ、吉本菜穂子といった個性派・演技派がそろいました。

またDVD特典として、「劇団、本谷有希子」DVDでは初となる副音声コメンタリーを収録。本谷有希子、近藤芳正、馬渕英俚可の、ある時は演出家と役者、ある時は気の合う仲間、ある時は家族のような息のあったトークは必聴です!

公演情報

東京:2007年12月14日~23日/紀伊國屋ホール

仕様

DISC: 片面2層 1枚
本編: 123min
音声: ステレオ
サイズ: 16:9 | LB
リージョン: ALL
発売元: ヴィレッヂ(C)2008 劇団、本谷有希子

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