戯曲『サンソン ルイ16世の首を刎ねた男』【2023年上演版】

商品番号:EBRS039_01

K.Nakashima selection Vol.39
18世紀のパリに実在した死刑執行人の物語ルイ16世、マリー=アントワネット、ロベスピエール……。彼らの首を刎ねたひとりの男、シャルル=アンリ・サンソン。愚直に職務をまっとうする一方で、死刑廃止、刑罰の平等を訴え、階級社会に一石を投じる。激動するフランス革命期を生きた孤高の男のヒューマンドラマ。再始動に向けて新たな変更を加えた改訂版。
※本商品は書籍です。※本著は2023年上演版の戯曲本となります
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キャスト&スタッフ

【演出】白井晃
【脚本】中島かずき
【音楽】三宅純
【原作】安達正勝『死刑執行人サンソン』
【出演】稲垣吾郎 大鶴佐助 崎山つばさ 佐藤寛太 落合モトキ 池岡亮介 清水葉月 智順 春海四方 有川マコト 松澤一之 田山涼成 榎木孝明
 

商品の詳細

ストーリー

1766年、フランス。
その日、パリの高等法院法廷に一人の男が立っていた。

彼の名はシャルル=アンリ・サンソン。パリで唯一の死刑執行人であり、国の裁きの代行者 “ムッシュー・ド・パリ”と呼ばれる誇り高い男だ。市中で最も忌むべき死刑執行人と知らずに、騙されて一緒に食事をしたと、さる貴婦人から訴えられた裁判で、シャルルは処刑人という職業の重要性と意義を、自ら裁判長や判事、聴衆に説き、勝利を手にする。

父・バチストの仕事を受け継ぎ、処刑人としての使命、尊厳を自ら確立しつつあったシャルル。おりしもルイ15世の死とルイ16世の即位により、フランスは大きく揺れはじめ、シャルルの前には次々と罪人が送り込まれてくるようになる。将軍、貴族、平民。日々鬱憤を募らせる大衆にとって、処刑見物は、庶民の娯楽でもあったが、慈悲の精神を持つシャルルは、自身の仕事の在り方に疑問を募らせていく。そんなある日、蹄鉄工の息子ジャン・ルイが、恋人エレーヌに横恋慕した父を殺める事件が発生。その死は実際には事故によるものだったが、「親殺し」の罪は免れず、ジャン・ルイは車裂きの刑を宣告される。

しかし、職人のトビアス、後に革命家となるサン=ジュストら、彼の友人たちは、刑場からのジャン・ルイ奪還を目論み、成功する。この顛末を目の当たりにしたシャルルは、いっそう、国家と法、刑罰のあり方について、思考を深めることとなる。さらに、若きナポレオン、医師のギヨタンら、新時代のキーマンとなる人々とも出会い、心揺さぶられるシャルルがたどり着いた境地とは??。

解説

18世紀フランス革命。ロベスピエール、マリーアントワネット、そしてルイ16世……、彼らの首を刎ねたのは、たったひとりの死刑執行人だった。その名は、シャルル=アンリ・サンソン。彼は死神か、聖人か?あまりに過酷で、あまりに非常な時代を生きた男の本当にあった数奇な運命の物語。再始動に向けて新たな変更を加えた改訂版。

公演情報

東京:2023年4月14日(金)~30日(日)/東京建物 Brillia HALL
大阪:2023年5月12日(金)~14日(日)/オリックス劇場
松本:2023年5月20日(土)~21日(日)/まつもと市民芸術館 主ホール

仕様

[判型]
四六判(単行本サイズ)

[製本] 
上製本(ハードカバー)

[ページ数] 
164ページ

[出版社] 
論創社

[ISBN] 
978-4-8460-2273-0
(c)Kazuki Nakashima
※本著は【2023年上演版】の戯曲本となります。
※巻末注意事項書籍巻末に記載されている情報は、書籍発行当時の情報となります。上演許可申請先及び住所など、現在とは異なる場合があります。予めご注意ください。

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